この教会は二十六聖人記念館と合わせて1962年、今井兼次によって建築されました。既に大浦教会の正式名は『二十六聖人』となっているため、 26聖人殉教した場所に建てられたこの教会は26人の一人、メキシコ人の最初の殉教者に当たるフェリペ・デ・ヘスス(聖フィリッポ)の名前が選ば れました。しかし、通名は建てられている場所(西坂町)を用いて、『西坂教会』、また、『二十六聖人教会』とも呼ばれます。2002年4月から長 崎大司教は「巡礼所」に認定し、2012年に日本司教団指定「巡礼所」認定を受けた。全世界の巡礼者にとって、祈り、励ましと安らぎの教会として さらに貢献するように期待できます。
ミサの時間、
平日(月-土)、午前6時
日曜日、午前6時、午前11時、午後12時半〔英語〕
午後6時
初金曜日、午前6時 午後6時
外に力強く聾え立つ二つの塔は、十 六メートルの高さです。向かって左の塔は、祈りと賛美の塔で、聖母マリアの象徴を現わし、私たちの祈りが天上へと上っていく ように、避雷針には地上の勝利の王冠がついています。
向かって右の塔は、お恵みが下ってくる塔で、聖霊の賜物を象徴し、燃える炎を示す赤色が多用され、避雷針には、ハートと光の 輪がついています。塔などの壁面に付いている陶磁器は、京都から長崎までの産地製品や、メキシコや、スペインの有名な陶芸者 から贈られたもので、日常生活の姿と宗教との関わりを示しています。